後継スクリプトについて [その3]

2005/05/17 Tue 15:50
takkyun


テンプレートの基本的な仕様はほぼ同等です。ただ、独自ブロックに対してのルールがやや厳格になっています。

例えば、これまでは<!-- BEGIN calendar -->〜<!-- END calendar -->を利用しようとしまいと関係なくカレンダーの独自タグが利用できましたが、後継スクリプトではカレンダー用の独自タグを利用する際にはカレンダー用の独自ブロックを記述する必要があります。

これは独自ブロックの有無でテンプレートの処理ルーチンを実行するかどうかを確認するようにしたためで、不必要な処理は飛ばして負荷などを軽減するための処置になります。

また、これまで日付部分に関しては特定のセットからしか選択できず、細かいカスタマイズを行うためにはプラグインなどを利用する必要がありました。

image[後継スクリプトスクリーンショット 8]

後継スクリプトでは標準で日付表記を細かく設定できるようになります。

これまで利用されていた「日付表記のセット」はデフォルト値のショートカットとして利用できます。

image[後継スクリプトスクリーンショット 9]

これまで「アーカイブ用」と「プロフィール用」のテンプレートを個別に設定できました(加えて、カテゴリー毎にテンプレートを個別に設定できます)。

後継スクリプトでは「携帯向け」のテンプレートも管理画面から設定できるようになります。

独自タグの仕様は基本的にこれまでと同等ですが、一部の独自タグは若干動作が変更されているものもあります。

image[後継スクリプトスクリーンショット 10]

例えば、{selected_entry_list}はこれまで記事個別表示の時は「最新エントリーリスト」と同等の表示になっていましたが、これが変更されて、現在表示中の記事と隣り合う記事を表示するリストになりました。

上記スクリーンショットだと、最新記事表示なので、古い記事とあわせて2つだけリストされています。

また、いくつかの独自タグが追加されます。

image[後継スクリプトスクリーンショット 11]

記事に対して複数のカテゴリーが割り当てられるようになり、それを表示するための独自タグなどが追加されています。


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