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sb 1.04D

sb 1.04Dを公開しています。

ver 1.04Dでは以下の機能が追加されています。

  • メール通知機能
  • サブカテゴリー設定
  • tDiary2形式のログ読込み対応

これらの追加機能に関しては、後述します。

ver 1.04Dでは以下のバグを修正しました。

  • 上級者向けの設定が正しく反映されない[B097]
  • URI エスケープが正しく動作しない[B098]
  • 保存形式を「None」にしている時に再構築されません[B099]

ver 1.04Dでは以下の仕様変更があります。

  • カテゴリーの詳細設定に表示設定を追加
  • 携帯用表示にフォームが表示されるように
  • 記事編集画面のカテゴリーセレクタの並び順を変更
  • 記事編集画面で前記事・次記事のナビゲーションリンクを追加
  • 記事編集画面のカテゴリー指定方法を変更

カテゴリー設定に「表示設定」を追加しました。トップページに含めたくないカテゴリーを指定することが出来るようになっています。

サブカテゴリー導入に伴って記事編集画面のレイアウトなどが若干変更されました。普通にアップデートする分には全く影響ありませんが、「エントリーナビゲーション」プラグインを利用していると正しくカテゴリーが記録されない場合があります。

ver 1.04Dでは標準で編集画面のエントリーナビゲーションが導入されているので、上記のプラグインは不要になります。予めご了承下さい。

前述したとおり、ver 1.04Dでは以下の機能が追加されています。

  • メール通知機能
  • サブカテゴリー設定
  • tDiary2形式のログ読込み対応

メール通知はコメントやトラックバックがあった際に設定したメールアドレスに通知メールを送信するものです。

sendmailを利用できない環境でもNet::SMTPが利用できれば、メール通知機能が利用できます。

ただし、Net::SMTPを利用したメール送信は外部サーバへのアクセスが生じるため、レスポンスが悪くなる可能性があります。

メール通知の設定は設定内容によって「環境設定」と「編集設定」に分かれて存在ます。

環境設定では、メール通知に関するメールサーバ設定を行います。sendmailを利用する場合にはsendmailのパスを、SMTPサーバを利用する場合にはSMTPサーバアドレスを記述します。

編集設定では、各ユーザ毎にメール通知を行うかどうかを設定します。メールアドレスとメール通知を利用するかどうかを設定してください。

なお、編集設定のメール通知設定は環境設定のメール通知設定が有効になっていないと表示されません。

メールアドレスはプロフィール編集でも変更できます。通知先はユーザ一人に対してひとつだけ設定できます。

sbのサブカテゴリーはシンプルな作りになっており、複雑な階層構造は設定できません。

あるカテゴリーに設定されたサブカテゴリーを他のカテゴリーに移すこともできません。

サブカテゴリーの名称変更・並び替えは「カテゴリー編集」の各カテゴリー詳細設定で行うことができます。

サブカテゴリーが設定された記事のカテゴリー表示はサブカテゴリー(カテゴリー)のような表記になります。

カテゴリーの記事数は、サブカテゴリーの分も含めてカウントされます。また、カテゴリー表示においてもサブカテゴリーの分も含めて表示されます。

カテゴリーリストは<ul>がネストされた形で表記されます。今のところ、サブカテゴリーだけを抽出表示する独自タグは用意されていません。

サブカテゴリーを削除した場合、そのサブカテゴリーに割り当てられた記事は主カテゴリーに属するように変更されます。

なお、サブカテゴリーの追加はこの詳細設定画面だけでなく、記事編集画面からも行うことができます。

tDiary2形式(テキスト)の読込みに仮対応しました。一応、記事とコメント・トラックバックの読込みに対応しています。

tDiaryでは記事データとコメント(ツッコミ)データが分かれて保存されていると思います。以下の手順で読み込んでください。

  1. 読み込むコメントデータの先頭に「TDIARY2.00.00-COMMENT」を追加する
  2. 読み込むトラックバックデータの先頭に「TDIARY2.00.00-TRACKBACK」を追加する
  3. 「データ移行」で、まず記事データを読み込む(td2という拡張子ファイルを指定してください)
  4. 続いて、コメントデータ・トラックバックデータを読み込む

最初のふたつの操作は読み込むデータをsbで識別するために必要です。上記の手順を省略して読み込むとMovable Typeのデータと認識されてしまいますので、正しく移行できません。

最初に記事データを読み込んでください。記事データがないとコメント・トラックバックが正しく読み込めません。

sbのデータ移行では、記事の日付と照らし合わせることでコメント・トラックバックのデータを関連付けようとします。tDiaryのデータを読み込む以前に記事があったり、記事データを読み込んだ後に記事を修正しているとコメント・トラックバックが正しい位置に付かない場合があります。

なお、tDiary2形式(テキスト)のみに対応しています。その他のtDiaryのデータ形式には対応していません。