Serene Bach - sb Development Laboratory presents

Serene Bach について

Serene Bach は手軽に設置できる統合的なウェブログ管理ツールです。

ボタンひとつでお手軽にインストールできるテンプレートシステムや、プラグインによる柔軟な機能拡張を特徴としています。

html ファイルを静的に生成しつつ、cgi による動的な表示もサポートしていて、カテゴリー機能と併せて利用することで、ウェブコンテンツ管理システム (CMS) としてもご利用いただけます。

Perl で作成されており、Perl による CGI をサポートするウェブサーバー上で動作します。

最新アーカイブはsb開発研究所 | ダウンロードセンターよりダウンロードできます。

詳細な情報はオンラインヘルプ(配布アーカイブにも同梱)をご覧頂くか、Serene Bachオフィシャルガイド(毎日コミュニケーションズより、3,150円[税込]にて発売中)をご覧ください。

Serene Bach ご利用に際しては、ライセンス費がかかる場合があります。詳細につきましては、ご利用規程をご覧ください。

正式バージョンと開発バージョン

Serene Bach には 2.* 系と 3.* 系の異なるメジャーバージョンが平行して開発されています。

末尾に「R」のつくバージョンは「正式安定版」で、末尾に「D」のつくバージョンは機能追加などにより開発版として公開・リリースしているバージョンです。

3.* 系はデータベース対応、管理画面の刷新、FastCGI/mod perl 対応などの機能追加があり、2009 年 6 月現在、β版として公開中です。

また、Serene Bach の前身に当たる、sb というウェブログツールも公開しています。こちらは現在メンテナンスモードに移行しており、今後の新規機能追加などの予定はありません。

有償ライセンスの手続きのお願い

有償ライセンスの手続について、二点お願いがあります。

該当されると思われる方は至急手続をお願い致します。

送金済みで、未通知

現在、2件ご入金いただいているのに、連絡がないためライセンス手続を完了できないでいるユーザの方がいらっっしゃいます。

有限会社で「オ」で始まる方、株式会社で「ヴ」で始まる方です。

お心当たりのある方は、至急サイトのURLを添えて otani@xtra.co.nz までご連絡下さい。

未通知・未送金

大変残念なことですが、最近、明らかに営利利用の範疇であっても有償ライセンスの手続をされてないサイトをよく見かけます。

これは、手続を済ませて利用されているユーザの方に対してとてもフェアでないと考えており、試用期間を具体的に定めさせていただくことにしました。

営利利用のユーザの方は、設置後1ヶ月以内に手続をお願い致します。

また、営利利用に関してのお問い合せが非常に多いので、有償ライセンス規定を一部見直して例示を追加し、より具体的にしました。

現在、多くの皆様に応援いただき、無償もしくは安価でウェブログツールを提供することが可能となっております。出来る限りこのままでやっていきたいと考えています。

2005年9月1日以降、手続未完了のサイトへこちらのサイトからトラックバックを送ることを検討中です。その前にまず連絡のつく方へはメール等で連絡致します。

他の、気持ちよく手続を済ませて利用されている大多数のユーザの方へ対してフェアでなく、申し訳なく感じております。ご理解いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

Serene Bach beta03 (Release Candidate)

Serene Bach beta03 Release Candidateを公開しています。

beta03では以下のバグを修正しました。

  • Internet Explorer for Macintosh 利用時に管理画面が文字化けします
  • リモートホストアドレスが正しく取得できていません
  • リスト系ブロックの表示が個別記事表示とアーカイブ(ページ)表示で異なります
  • ヘルプに間違いがあります
  • ファイル名を変更しないでアップロードする際、本画像がサムネイル画像に置き換わってしまいます
  • アクセス解析が正しく動作していません
  • オススメ・アップロードで作成したユーザー以外でも紹介文・名前が変更できてしまいます
  • リンクのグループに対して「グループ変更」を行うと、グループがリンクとして扱われてしまいます

beta03では以下の仕様変更があります。

  • グローバル環境設定に StaticFileSuffix, OldStyleRebuilding を追加
  • 関連カテゴリーオプションを追加
  • ヘルプに「インストールヘルプ」を追加
  • 再構築オプションを変更
  • リンクグループ内のリストを他ユーザでも見れるように
  • ツールアイコン「code.gif」「pre.gif」を追加
  • default_mobile.html を変更

「編集設定」に関連カテゴリーオプションが追加されました。

カテゴリーを割り当てたとき、割り当てたカテゴリーの親カテゴリーを関連カテゴリーとして割り当てる動作になり、見た目上の動作がsbと同等になります。

あくまでも「親カテゴリー」のみを関連カテゴリーに追加します。深い階層のカテゴリーを割り当てた時、一番上の階層まで辿りません。

beta03からインストーラ(アップデータ)を追加しています。

インストーラにはsbからのデータを移行する機能も実装されています。

sbからデータを移行する際には以下の手順に従ってください。

  1. 念のため、data/, plugin/, lib/ の内容をバックアップ
  2. sb.cgi, mb.cgi, admin.cgi, cnt.cgi を入れ替える。同時にinstall.cgiをアップロード
  3. lib/, plugin/, doc/ の中身をごっそり入れ替える
  4. install.cgiにアクセスして、インストーラの指示に従う
  5. インストーラ終了後、念のためinstall.cgiを削除する

データ移行にあたって以下の点にご注意ください。

  • 文字コードがsbと異なっていると、文字化けします。sbと同じ文字コードで利用するようにしてください
  • アクセスログのデータは引き継がれません。sbのカウンタを利用されている場合は、インストール終了後、Serene Bachのアクセス解析の設定でカウンタの値を変更してください。
  • 記事編集などで利用できるツールバーの設定は基本的に引き継がれません。
  • プラグインはSerene Bachのデフォルト設定になります。sbtextは初期では有効になっていませんので、ご利用されている方は環境設定のプラグインでsbtextを有効にしてください。
  • Serene Bach用のデフォルトテンプレートが自動的に追加されます。

データ移行に際して、古いデータはデータディレクトリ内のバックアップディレクトリに移動されます。

古いデータは一切変更されませんので、スクリプト・ライブラリなどをsbと入れ替えた上でデータを元に戻せば、sbに戻ることができます。

データ移行には時間がかかります。データ数・サーバ環境によってかかる時間は大きく異なりますが、一瞬でデータを移行はできません。

データを完全に移行し終えるまで、インストーラを終了させないようご注意ください。

Serene Bach beta02

Serene Bach beta02を公開しています。

beta02では以下のバグを修正しました。

  • 縦型/横型のカレンダーが二重に表示されてしまいます
  • アクセス解析/カウンタ表示が正しく行われません
  • 記事が投稿できません
  • リンクの説明が正しく表示されません

また、beta02よりヘルプドキュメントを添付しています。

lib/ディレクトリならびにplugin/ディレクトリの内容を差し替えて頂くことで、バージョンアップができます。

utf-8版はまだありませんので、utf-8に文字コードを変更されて利用されている方はlib/Language/ja.pmならびにlib/resource/内のファイルはそのままにしておくよう(つまり、これらのファイルは差し替えない)お願いします。

Serene Bach beta01 既知の不具合など

昨日から公開しているSerene Bach beta01ですが、早速いくつかバグをご報告頂いています。検証して下さった方、ありがとうございます。

後日、不具合を修正したbeta02を改めてリリースしますが、ここでは不具合の内容と対処方法をお知らせしておきます。

横型・縦型カレンダーが重複表示されてしまう

lib/sb/ディレクトリ内にあるContent.pmを修正します。

646行目を以下のように変更します。

$cal{'ver'} .= '--<br />' . "\n" . $next . '<br />' . "\n";

648行目を以下のように変更します。

$cal{'hor'} .= $next . "\n";
アクセス解析・カウンタ表示が正しく行われない

lib/sb/ディレクトリ内にあるPlugin.pmを修正します。

217行目を以下のように変更します。

return ( defined($mPluginData{'extra'}->{$type}) ) 
    ? @{$mPluginData{'extra'}->{$type}} : ();

また、利用する文字コードをeuc-jp以外に設定したい場合、「lib/sb/Language/ja.pm」の文字コードを該当する文字コードに変更して下さい。

euc-jp以外の文字コードに設定した場合、標準では管理画面を表示する度に文字コード変換処理が行われますが、もし変換処理を行いたくない場合、sbと同様、init.cgiに設定を記述することで変換処理を抑えることが出来ます。

ただし、Serene Bachでは「lib/resource/ja/」以下にある全てのファイルの文字コードを統一させる必要があるため、手間がかかります。

この「手間」がありますので、正式版ではeuc-jp版の他に、utf-8版も別途アーカイブを用意しようと思っています。

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