Serene Bach - sb Development Laboratory presents

更新 PING 送信に伴う現象について

Serene Bach / sb をご利用の際、

http://ping.bloggers.jp/rpc/

が更新 PING 送信先として指定されていると、記事を公開して保存したときにスクリプトが応答しない場合があるようです。

そのような場合、http://ping.bloggers.jp/rpc/ のチェックを外してから記事の保存を行ってみてください。

[図] 更新 PING 送信先オプションにて bloggers のチェックを外します。

常時、http://ping.bloggers.jp/rpc/ に PING を送信しないようにするには編集設定より http://ping.bloggers.jp/rpc/ の行を削除してください。

[図] 編集設定の更新 PING 送信先設定から bloggers の行を削除します。

「更新 PING 送信先」設定を変更するには管理ユーザーでログインする必要があります。

Serene Bach 3.x では「編集設定」メニューの場所が変更されています。右上にあるユーザー名からユーザープロフィール設定画面を表示して、編集設定タブを選択してください。

[図] Serene Bach 3.x ではユーザー名からユーザープロフィール画面を開きます。

Serene Bach 3.00 beta004 から beta005 にアップグレードする際のご注意

先日、公開した Serene Bach 3.00 beta005 の記事にもあります通り、Serene Bach 3.00 beta004 からのバージョンアップで、サーバ環境によって正しくアップグレードが出来ない場合があります。

データベースの更新で行われる作業は以下の通りです。

  • sb_weblog テーブルに weblog_dbset フィールド (INTEGER 型) を追加する
  • sb_category テーブルの category_disp フィールドの型を INTEGER から VARCHAR(255) に変更する

スクリプトを利用する代わりに phpMyAdmin などを利用してテーブルを更新することもできます。

上記の手順のみを行なうスクリプト upgrade_to_b5 をご用意しましたので、phpMyAdmin などをご利用できない場合にご利用ください。→ upgrade_to_b5 のダウンロード

ダウンロードした「upgrade_to_b5.zip」を解凍後、upgrade_to_b5.cgi を適切なパーミッション (sb.cgi, admin.cgi と同じパーミッション) で sb.cgi と同じ場所にアップロードして、ブラウザからアクセスしてください。

done!!!

と表示されたら、データベース更新作業は終了です。

ただし、sb_weblog テーブルの更新の際、sb_weblog テーブルに保存されているデータの id が変更されてしまう場合があります。

もし上記作業を行った後で、管理画面にアクセスできないようでしたら、「Serene Bach 3.00 β版で管理画面にアクセスできない」を参照していただいて、id を 0 に変更してくださるよう、お願いいたします。

お手数をおかけして申し訳ございませんが、よろしくお願いします。

Serene Bach 3.00 beta002 既知のバグ

Serene Bach 3.00b002 では、以下のバグを確認しています。

  • 記事カテゴリーリストからカテゴリー名の変更ができません
  • インポートしたテンプレートの情報が文字化けしています
  • 拒否設定のデフォルトレベルが 5 に設定されています
  • カレンダーが正しく表示できません
  • 編集設定の初期オプションが正しくありません

これらのバグは Serene Bach 3.00b003 で修正されます。

また、完全に確認できていませんが、バージョンアップ時にグローバル環境設定 (init.cgi) の設定が反映されないではないかという報告を頂いています。

Serene Bach 3.00 β版で管理画面にアクセスできない

インストール後に

Can't call method "title" on an undefined value at lib/sb/Admin/Home.pm line 223.

というメッセージが表示されて、ログインできない場合があります。

これはウェブログデータの id が 0 になっていないために起きる現象です。

SQL が分かる方は、以下のようにして id をセットし直します。

% mysql -h ホスト名 -u ユーザー名 -p データベース名
Enter password: パスワード
mysql> update `sb_weblog` set `weblog_id`='0' where `sb_weblog`.`weblog_id`=1 limit 1;

強調部がユーザーの入力する内容です。% はシェルやコマンドプロンプトのプロンプト記号、mysql> は mysql のプロンプト記号を示します。

ホスト名・ユーザー名・データベース名・パスワードは、設定に応じて変わります。sb_weblog は init.cgi で「prefix」を変更している方は変更する必要があります。

phpMyAdmin が利用できる環境でしたら、以下のような手順で変更できます。

phpMyAdmin にアクセス、ログインして、Serene Bach 3.00 β版で利用しているデータベースを選択します。

phpMyAdmin01.png

テーブル一覧より「sb_weblog」を選択します。その後「表示」ボタンで「sb_weblog」テーブルを表示します。

phpMyAdmin02.png

weblog_id が 1 になっているアイテムを編集します。「鉛筆」ボタンを押して下さい。

図では、すでに weblog_id が 0 になっていますが、うまくログインできない場合、この id が 1 になっていると思います。

phpMyAdmin03.png

weblog_id を 0 に変更して、保存します。

修正後、再度管理画面にアクセスして、正しくログインできるか確認して下さい。

ウェブログ名や説明に日本語が利用されていると、スクリーンショットのように文字化けしている可能性があります。phpMyAdmin上でデータを変更すると、管理画面の方で文字化けしてしまいますが、これは「ホーム」→「ウェブログ設定」で設定し直すようにして下さい。

Serene Bach 3.0 βの init.cgi 設定 [Text 編]

init.cgi にてデータベースの設定を行います。

init.cgi の設定は、先頭が「#」で始まる行はコメントして無視します。

ここでは、テキストデータをご利用される場合の設定例を簡単に解説します。

# --- database setting Text
driver	Text
db_param	{suffix	.cgi}
db_param	{index	id}
db_param	{name	./data/}
db_param	{lock_file	save}
db_param	{tmp_file	_tmp}
db_param	{unit	100}

が テキストデータの設定になります。

それ以外のデータベース設定はコメントアウトして下さい。

空白は tab になっています。余計なスペースがあると正しく設定が認識されない場合がありますので、ご注意ください。また、各設定は {} で囲まれています。これを外してしまうと正しく設定されません。

db_param	{suffix	.cgi}

データファイルの拡張子を設定します。

db_param	{index	id}

インデックス記録ファイル名を設定します。通常は変更しなくて結構です。

この名前に拡張子が適用されるので、実際のファイル名は「id.cgi」のようになります。

db_param	{name	./data/}

データファイルを保存するディレクトリを指定します。

この例では、sb.cgi / admin.cgi などの各種 cgi スクリプトからの相対パスでしていますが、絶対パスで指定することも可能です。

db_param	{lock_file	save}

テキストデータ記録時に利用するロックファイルの名称を設定します。

db_param	{tmp_file	_tmp}

テキストデータ記録時に利用する一時保存ファイル名を設定します。通常は変更しなくて結構です。

db_param	{unit	100}

ひとつのデータファイルに記録する最大データ件数を指定します。この値は一度設定したら、途中で変更することはできません。

テキストデータは、ほぼ Serene Bach 2.* のフォーマットと同一で互換性がありますが、ファイル名などの規則が変わっているので、そのままでは Serene Bach 2.* ではご利用頂けません。

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