Serene Bach - sb Development Laboratory presents

Serene Bach 3.00 beta002 既知のバグ

Serene Bach 3.00b002 では、以下のバグを確認しています。

  • 記事カテゴリーリストからカテゴリー名の変更ができません
  • インポートしたテンプレートの情報が文字化けしています
  • 拒否設定のデフォルトレベルが 5 に設定されています
  • カレンダーが正しく表示できません
  • 編集設定の初期オプションが正しくありません

これらのバグは Serene Bach 3.00b003 で修正されます。

また、完全に確認できていませんが、バージョンアップ時にグローバル環境設定 (init.cgi) の設定が反映されないではないかという報告を頂いています。

Serene Bach 3.00 β版で管理画面にアクセスできない

インストール後に

Can't call method "title" on an undefined value at lib/sb/Admin/Home.pm line 223.

というメッセージが表示されて、ログインできない場合があります。

これはウェブログデータの id が 0 になっていないために起きる現象です。

SQL が分かる方は、以下のようにして id をセットし直します。

% mysql -h ホスト名 -u ユーザー名 -p データベース名
Enter password: パスワード
mysql> update `sb_weblog` set `weblog_id`='0' where `sb_weblog`.`weblog_id`=1 limit 1;

強調部がユーザーの入力する内容です。% はシェルやコマンドプロンプトのプロンプト記号、mysql> は mysql のプロンプト記号を示します。

ホスト名・ユーザー名・データベース名・パスワードは、設定に応じて変わります。sb_weblog は init.cgi で「prefix」を変更している方は変更する必要があります。

phpMyAdmin が利用できる環境でしたら、以下のような手順で変更できます。

phpMyAdmin にアクセス、ログインして、Serene Bach 3.00 β版で利用しているデータベースを選択します。

phpMyAdmin01.png

テーブル一覧より「sb_weblog」を選択します。その後「表示」ボタンで「sb_weblog」テーブルを表示します。

phpMyAdmin02.png

weblog_id が 1 になっているアイテムを編集します。「鉛筆」ボタンを押して下さい。

図では、すでに weblog_id が 0 になっていますが、うまくログインできない場合、この id が 1 になっていると思います。

phpMyAdmin03.png

weblog_id を 0 に変更して、保存します。

修正後、再度管理画面にアクセスして、正しくログインできるか確認して下さい。

ウェブログ名や説明に日本語が利用されていると、スクリーンショットのように文字化けしている可能性があります。phpMyAdmin上でデータを変更すると、管理画面の方で文字化けしてしまいますが、これは「ホーム」→「ウェブログ設定」で設定し直すようにして下さい。

Serene Bach 3.0 βの init.cgi 設定 [Text 編]

init.cgi にてデータベースの設定を行います。

init.cgi の設定は、先頭が「#」で始まる行はコメントして無視します。

ここでは、テキストデータをご利用される場合の設定例を簡単に解説します。

# --- database setting Text
driver	Text
db_param	{suffix	.cgi}
db_param	{index	id}
db_param	{name	./data/}
db_param	{lock_file	save}
db_param	{tmp_file	_tmp}
db_param	{unit	100}

が テキストデータの設定になります。

それ以外のデータベース設定はコメントアウトして下さい。

空白は tab になっています。余計なスペースがあると正しく設定が認識されない場合がありますので、ご注意ください。また、各設定は {} で囲まれています。これを外してしまうと正しく設定されません。

db_param	{suffix	.cgi}

データファイルの拡張子を設定します。

db_param	{index	id}

インデックス記録ファイル名を設定します。通常は変更しなくて結構です。

この名前に拡張子が適用されるので、実際のファイル名は「id.cgi」のようになります。

db_param	{name	./data/}

データファイルを保存するディレクトリを指定します。

この例では、sb.cgi / admin.cgi などの各種 cgi スクリプトからの相対パスでしていますが、絶対パスで指定することも可能です。

db_param	{lock_file	save}

テキストデータ記録時に利用するロックファイルの名称を設定します。

db_param	{tmp_file	_tmp}

テキストデータ記録時に利用する一時保存ファイル名を設定します。通常は変更しなくて結構です。

db_param	{unit	100}

ひとつのデータファイルに記録する最大データ件数を指定します。この値は一度設定したら、途中で変更することはできません。

テキストデータは、ほぼ Serene Bach 2.* のフォーマットと同一で互換性がありますが、ファイル名などの規則が変わっているので、そのままでは Serene Bach 2.* ではご利用頂けません。

Serene Bach 3.0 βの init.cgi 設定 [SQLite 編]

init.cgi にてデータベースの設定を行います。

init.cgi の設定は、先頭が「#」で始まる行はコメントして無視します。

ここでは SQLite をご利用される場合の設定例を簡単に解説します。

# --- database setting SQLite
driver	Sqlite
db_param	{name	./data/data.db}
db_param	{prefix	sb}

が SQLite の設定になります。

それ以外のデータベース設定はコメントアウトして下さい。

空白は tab になっています。余計なスペースがあると正しく設定が認識されない場合がありますので、ご注意ください。また、各設定は {} で囲まれています。これを外してしまうと正しく設定されません。

db_param	{name	./data/data.db}

SQLite データベースファイルを指定します。

この例では、sb.cgi / admin.cgi などの各種 cgi スクリプトからの相対パスでしていますが、絶対パスで指定することも可能です。

ファイルが存在していない場合は、自動的に作成されます。パーミッションなどの設定により作成できない場合は、エラーになります。

db_param	{prefix	sb}

データベース上に作成するテーブルの接頭子を指定します。sb の部分が接頭子になります。

この場合、「sb_entry」といったテーブルが作成されます。同一データベースファイル上に複数の Serene Bach 用のデータを置きたい場合などに利用します。

SQLite を利用する場合、設定も複雑にならず、移植も簡単に行えるので、お手軽にご利用できるかと思います。

Serene Bach 3.0 βの init.cgi 設定 [MySQL 編]

init.cgi にてデータベースの設定を行います。

init.cgi の設定は、先頭が「#」で始まる行はコメントして無視します。

ここでは MySQL をご利用される場合の設定例を簡単に解説します。

# --- database setting MySql
driver	Mysql
db_param	{user	root}
db_param	{pass	password}
db_param	{name	serenebach}
db_param	{prefix	sb}
db_param	{host	localhost}
db_param	{port	3306}

が MySQL の設定になります。

それ以外のデータベース設定はコメントアウトして下さい。

空白は tab になっています。余計なスペースがあると正しく設定が認識されない場合がありますので、ご注意ください。また、各設定は {} で囲まれています。これを外してしまうと正しく設定されません。

db_param	{user	root}

MySQL データベースサーバのアカウント名を指定します。root の部分がアカウント名になります。

db_param	{pass	password}

上記アカウントのパスワードを指定します。password の部分がパスワードになります。

db_param	{name	serenebach}

接続する MySQL データベース名を指定します。serenebach の部分がデータベース名です。

予め接続先の MySQL データベースサーバにデータベースを作成しておく必要があります。

db_param	{prefix	sb}

データベース上に作成するテーブルの接頭子を指定します。sb の部分が接頭子になります。

この場合、「sb_entry」といったテーブルが作成されます。同一データベース上に複数の Serene Bach 用のデータを置きたい場合などに利用します。

db_param	{host	localhost}

接続する MySQL データベースサーバのアドレスを指定します。localhost の部分がサーバアドレスになります。

db_param	{port	3306}

接続する MySQL データベースサーバのポート番号を指定します。3306 の部分がポート番号になります。

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