Serene Bach 3.0 βの init.cgi 設定 [SQLite 編]
- 2007/12/04 Tue 18:00
- Serene Bach > 仕様
init.cgi にてデータベースの設定を行います。
init.cgi の設定は、先頭が「#」で始まる行はコメントして無視します。
ここでは SQLite をご利用される場合の設定例を簡単に解説します。
# --- database setting SQLite driver Sqlite db_param {name ./data/data.db} db_param {prefix sb}
が SQLite の設定になります。
それ以外のデータベース設定はコメントアウトして下さい。
空白は tab になっています。余計なスペースがあると正しく設定が認識されない場合がありますので、ご注意ください。また、各設定は {} で囲まれています。これを外してしまうと正しく設定されません。
db_param {name ./data/data.db}
SQLite データベースファイルを指定します。
この例では、sb.cgi / admin.cgi などの各種 cgi スクリプトからの相対パスでしていますが、絶対パスで指定することも可能です。
ファイルが存在していない場合は、自動的に作成されます。パーミッションなどの設定により作成できない場合は、エラーになります。
db_param {prefix sb}
データベース上に作成するテーブルの接頭子を指定します。
の部分が接頭子になります。sb
この場合、「sb_entry」といったテーブルが作成されます。同一データベースファイル上に複数の Serene Bach 用のデータを置きたい場合などに利用します。
SQLite を利用する場合、設定も複雑にならず、移植も簡単に行えるので、お手軽にご利用できるかと思います。