Serene Bach 3.00 beta001
- 2007/12/04 Tue 19:00
- アップデート通知 > β版
大変お待たせいたしました。
Serene Bach 3 beta001 を本日より公開いたします(ダウンロードセンター)。
β版公開に当たって、一通りの動作チェックはしていますが、動作が不安定な場合があります。あらかじめご了承の上、ご利用下さい。
Serene Bach 2.* との互換性については、以下の通りです。
- 基本的にデータの互換性はありません。
- これまで同様、テキストベースのデータもご利用いただけますが、完全な互換性はありません。
- 今回公開するβ版には簡易ながらインストーラならびにアップデータが付属しています。
- テンプレートの仕様が一部変更されています。
- 独自ブロックの扱いが若干変更されます。多くのテンプレートはそのままご利用いただける予定ですが、一部のテンプレートは表示に不具合が出る可能性があります。
- 特に同じ名前の独自ブロックが複数存在する場合、従来と同じように表示されません。
- 仕様の相違につきましては、後日改めてご案内いたします。
- プラグインの互換性が保証されません。
- ライブラリの多くは一から書き直されているため、プラグインの完全な互換性が保証できません。
- プラグイン API や内部ライブラリの主な変更点につきましては、後日改めてご案内いたします。
Serene Bach 3.0の主な仕様は、以下の通りです。
- データベースに対応しています。
- MySQL/SQLiteに対応します。また、これまで同様テキストベースのデータ保存形式も選択できます。
- テンプレートエンジンが刷新されました。
- 入れ子にされた独自ブロックの処理方法が改善されます。
- 管理画面インタフェースが刷新されました。
- 基本的なインタフェースは変わりませんが、メニュー構成が大幅に見直されました。
Serene Bach 3.0 では基本的に UTF-8 版のみを用意します。従来と同様に lib/sb/Language/ja.pm の文字コードを変更することで利用する文字コードを変更することができます。
コンバータでは、データの文字コードの変換処理も行います。Serene Bach 2.* EUC 版をご利用されている場合、標準では UTF-8 に文字コードが変換されます。
init.cgiの書式が若干変更されています。データベースの設定は必須になりますので、必ず指定してください。
init.cgi には予めいくつかのサンプル設定が記述してあります。それらを参考に変更してください。
init.cgi に記述するデータベースの設定につきまして、分からないとのご意見を頂きましたので、別途簡単な説明を用意しました。
- Serene Bach 3.0 βの init.cgi 設定 [MySQL 編]
- Serene Bach 3.0 βの init.cgi 設定 [SQLite 編]
- Serene Bach 3.0 βの init.cgi 設定 [Text 編]
設置手順は以下の通りになります。
- 新規インストール
- 解凍したアーカイブの内容を設置先にアップロード
- init.cgi を設定し、アップロード
- install.cgi にアクセスして、「新規インストール」ボタンより初期設定を行う
- インストーラ終了後、念のためinstall.cgiを削除する
- Serene Bach 2.*からのアップグレード
- data/, plugin/, lib/ の内容をバックアップ
- sb.cgi, mb.cgi, admin.cgi, cnt.cgi を入れ替える。同時にinstall.cgiをアップロード
- lib/ の中身を入れ替える。同時に resource/ をアップロード
- init.cgi を設定し、アップロード
- install.cgi にアクセスして、「アップグレード」ボタンよりデータ移行する
- インストーラ終了後、念のためinstall.cgiを削除する
init.cgi にて、Serene Bach 2.* で利用していた文字コードを指定します。デフォルトでは euc に設定してありますので、Serene Bach 2.* UTF-8版をご利用されている方は、以下の設定を init.cgi に追加してください。
sb2_charcode utf8
sb2_charcode と utf8 の間は tab を入力します。
なお、データが多い場合、install.cgi が正しく終了できない場合があります。